夏に開催されたCode for Japanで議事録を担当したセッション『文字情報基盤でBorderlessに広がる情報連携』でIPA(情報処理推進機構)の方から「導入に向けたガイドブックを整備段階」と言うお話を聞いて楽しみにしていたニュース!!
戸籍登録の書類が手入力の頃、達筆がゆえに微妙に違う漢字が書かれても、戸籍の漢字が"正しい"ので修正できなかった...と言う積み重ねがいわゆる外字。 ただコンピューター普及にともなって「これじゃダメだ」ということで地道な作業の末、15年越しにそれら外字もようやくコード化完了で通常の漢字と同様にPCで使えるように! ■ コード化への道のり Step1:文字を集める Step2:似た文字をまとめる(6年以上かかった!) Step3:ISO/IEC SC2へ提案する Step4:異体字認識符号をつける
今まで外字で悩まされた方も多いのでは?
役割担当は偶然だったのですが、このセッションの議事録係に充てて貰えて超ラッキーでした!! 外字に悩やまされた事のない人は「漢字の整備完了」って記事をみても「え、今さら?」と思うかもしれないですが、外字に悩まされた事がある&IPAの方々のご苦労話を聞かせて貰えた私としては大興奮なニュースでした。 とにかく、これで本当に「Borderlessに広がる情報連携」の実現へ加速度あがる事を期待します!
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