FileMakerには地図を使うための標準機能がいくつかあります
その中で一番簡単で便利な機能「Webビューア」をご紹介します
Webビューアとは、FileMakerの画面内にWebページを表示させる窓を作る事です
ブラウザに切り替えなくても、FileMakerの画面の中でWebページをみることができるので、例えば商品管理レイアウトにその商品掲載のWebページを表示するとか、取引先管理レイアウトにその取引先のHPを表示させるとか。そんな事ができます
そのWebビューアを使えば、Web地図を表示させる事も簡単です!
① Webビューアツールを選択(赤枠の中のアイコン)
② カーソルをドラッグして好きな大きさを配置する
③ ドラッグが終わるとWebビューアの設定画面が自動で表示されます
既に「Google Maps」がデフォルトで設定されています
左上の「Webサイトの選択」で選択すると「Webアドレス」も連動して自動入力されます
これが連携が簡単なポイントの1つです
④ 右上の「住所」の横の▶を設定して「フィールド名の指定」をクリック
もちろん計算式でもOKですが、今回の場合は一番シンプルな「フィールド名の指定」で
⑤ 事前に準備しておいた「住所」フィールドを選択して「OK」をクリック
⑥ 選択したフィールドがWebアドレスにセットされたら「OK」をクリック
⑦ ブラウズモードにして「住所」フィールドに住所を入力すれば完成!
※ GoogleマップのスクリーンショットをWebサイトに掲載することはライセンス違反になるので、上記画像は「OpenStreetMap」に差し替えています
・・・
どうですか?とっても簡単ですよね!
自分でコードを書くこと一切なく、簡単にGoogleマップと連携ができました
ただここで気をつけて頂きたいのがGoogleマップを使う上での利用規約について。
前回のブロク「FileMaker と 地図」でも記載していますが、FileMakerでGoogleマップを使う多くの場合は有償契約が必要となります
ただこのようにFileMakerの画面内に簡単にWeb画面を埋め込む事ができるので、知っておくとアイデアが広がりますよね!
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