"FileMakerと地図"
なぜこんなピンポイントな仕事をしようと思ったのか、よく質問されます
いつもプロフィール紹介でも
「FileMakerをより広げて行くキッカケとして”地図”に注目しiC株式会社を設立」
としか記載していません
FileMakerと地図に感じた可能性を説明しようと思うと長くなるので
色々割愛してましたが、せっかくなのでBlogで書こうと思います
① 連携のしやすさ
FileMakerとWeb系地図サービスを連携させるのはとても簡単です
ノンコード開発のまま、FileMakerの標準機能を使って連携する事ができます
具体的なテクニックについては「FileMakerで地図を使う -Webビューア編-」と「FileMakerで地図を使う -領域監視編-」で詳細を記載していますので、ご興味あればご覧下さい
ただその時に問題になるのがWeb系地図サービスのライセンス問題です
一番身近な「Googleマップ」を例えにすると...
・ある製品・サービスを購入しないと利用できない場合
・ソフトウェアへ組み込む場合
・イントラネットで利用する場合
現時点の利用規約において、上記の場合は有償版契約が必要になります
FileMakerで作ったシステムに地図を組み込みたい場合、大概が該当してしまうと思います 「地図は無料」と思っている方も多いかと思いますが商用利用となると状況が変わってきます
こんなにWeb系地図サービスと連携しやすいのに地図サービスのライセンス費用が高くて使えないなんて勿体ない...。そう思ったのがmarble+を作りたいと思った一番のきっかけです
② モバイルAppが手軽に作れる
FileMakerはクロスプラットフォーム(Windows、Mac、Web、iPhone/iPad)に対応したソフトウェアです
モバイル向けのカスタムApp (App = アプリ)を作る、となると「どんな言語を勉強しないといけないのだろう」「スマホのサイズに最適化するにはどうしたら良いのか」って悩んでしまいそうですが、FileMakerの場合はそんな事を考えずに、PC向けシステムを作るのと同じようにモバイルAppを作る事ができます
●参考サイト:Pad と iPhone で今すぐ使えるカスタム Appサンプル http://fmgo.jp/
もちろん社内でも使いますが、現地調査をした結果を地図上に記入したいとか、今日ご訪問予定のお客様をマッピングして外回りするとか、社外での業務と地図をリンクさせたい場合が多いと思います
地図が活用される社外業務にピッタリなモバイル向けのカスタムApp、それらを手軽に作れるFileMakerは様々な業種で役立てる!そう確信しました
・・・
私自身がFileMakerが好きで、もっと多くの人に活用して貰いたいと考えた時に地図に注目し、FileMakerの可能性を広げるような地図サービスを作りたいと思ったのがiCを設立するきっかけです
そして「もっと地図を活用することでより良くなるのに!」と思う事がたくさんあります。
ただ、一社の力では出来る事は限られているので、もっと多くの中小企業さんにも気軽に社内システムで地図を使って貰ってその輪を広めていきたい、という願いもあります
という事で、後々は他のビジネスツールでも使えるようにもしたいと思っています
地図を活用したいけどお悩みの方、是非気軽にご相談下さいね
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